Vercel+Zohoメール

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Vercelに追加したドメインを介してメールを送受信できるようにする。具体例としてスタードメインで購入したドメインを使い、Zohoメールで送受信を設定する。

Zohoはビジネス向けのWebソリューションサービスで、Zohoメールはその中のプロダクトです。自分は個人で10年ほど利用しています。この解説は既にZohoアカウントを持っており、VercelでホストされているWebサイトに独自ドメインは割り当て済みとします。また、Zohoは管理者(Super Administrator)で操作をします。

DNSレコード設定

以降で順番に設定をしていきますが、DNSレコードの変更が反映されるまでには多少時間がかかる場合があります。そういった場合は、認証のみ後回しにすることができます。

所有権の認証

まず、Zohoコントロールパネル>ドメインを選択し、追加ボタンを押してドメイン(the2g.com)を入力する。ドメインの所有権を認証する必要があるため、「TXTレコードを追加」で表示されるTXTレコードをメモしておく。

Vercelダッシュボードから指定プロジェクトを選択し、DomainsからDNSレコードの編集へ入る。そこで上記メモした値でTXTレコードを作成する。

NAME: []
TYPE: TXT
VALUE: zoho-verification=<ID>.zmverify.zoho.com
TTL: 60
PRIORITY: []

Zohoに戻り、先程のページの下にある「TXTレコードの認証」をクリックする。認証が成功すると、下部に「続ける」が表示される。

MXレコード

次にMX(Mail Exchanger)レコードの設定。追加すべきDNSレコードが表示されるが、VercelだとEmailのプリセットから簡単に設定することができる。

ホスト名 優先度 アドレス
@または空 10 mx.zoho.com
@または空 20 mx2.zoho.com
@または空 30 mx3.zoho.com

先程のVercel DNSレコードの設定画面の右上に、「Add Email Preset」というプルダウンメニューがあり、そこから「Zoho」を選択する。すると上記のMXレコードが自動追加される。Zohoに戻り、下部にある「MXレコードの認証」を押すと認証が通る。

SPF設定

なりすまし対策を行う。これも表記されているTXTレコードをメモしておく。スタードメインの管理ツールに入り、メモしたTXTレコードを追加する。これは今までと違い、Vercel側ではないので注意。

ホスト: []
タイプ: TXT
コンテンツ: v=spf1 include:zoho.com ~all
優先度: 0

レコードの追加が終わったら、Zohoに戻り「SPFレコードの認証」ボタンを押すと認証される。

DKIM

DKIMは認証済みサーバから電子メールが送信されたかを検証するシステム。これも成りすまし防止や改ざん対策ですが、受信側で迷惑メール判断されにくくもなります。

Vercelで新規TXTレコードを作成する。

NAME: zmail._domainkey
TYPE: TXT
VALUE: v=DKIM1; k=rsa; p=...()
TTL: 60
PRIPRITY: []

Zohoに戻り「DKIMレコードの認証」ボタンをクリックし、認証が通ればOK。コントロールパネルのドメインで追加したドメイン名が「完了」と表示されているはずです。

使い方

作成したドメインはZohoの管理者画面>ドメインから確認できるように、ドメインの所有者が表記されており(今回だと管理者)、その所有者にユーザ名@ドメインというアドレスのエイリアスが割り当てられている。今回の例だとmaeda@the2g.com。このアドレスへメールを送ると、メインのZohoメールの受信箱にメールが届きます。

更に他のエイリアス…例えばhelp@the2g.comというサイトの問い合わせ用アドレスを作りたい場合は、管理者画面>Users>メール設定からメールのエイリアスを作成することができる。エイリアス名にマウスを載せると☆マークが表示され、これを押すとメールボックスのメインアドレスとして設定することもできる。他にも、管理画面>ドメイン>ドメイン名>設定からZoho以外のアドレスでの通知アドレスの設定なども用意されている。

メール送信を行う際は、メール作成画面で送信元のアドレスをプルダウンさせるとエイリアスの一覧が表示されるので、そこからエイリアスを選択します。また、メインアドレス同様に差出人名(メールアドレスの横に付く名前)をエイリアス単位で設定することもできます。メール画面の右にある設定で差出人アドレスから、差出人の表示名を変更するだけです。尚、デフォルトではドメイン所有者のユーザ名になっています。