npm installの--saveと--save-devの違いと-g
目次
--save-dev(-s)
開発時に利用するパッケージの場合は--save-dev
を指定。例えばテストツールのjasmine-coreなんかを利用するときはこちら。
package.jsのdevDependenciesの項目に記述される。
--save(-S)
アプリケーションの実行に必要なパッケージは--save
を指定。例えば日付解析を行うmomentは、アプリケーションの動作自体に必要なのでこちらになる。
package.jsではdependenciesに記述される。
両者ともpakcage.jsonに依存関係として追加される。これによりプロジェクトの開発時にnpm install
で簡単に依存関係が解決できる。
また、npmコマンドの代替としてyarnがあるが、そちらの場合はyarn add package
で上記における後者、yarn add package --dev
で前者のへのインストールが行える。
-g(--global)
ローカルマシン(グローバル)にパッケージをインストールする場合に用いるオプション。コマンドラインとして使用するパッケージの場合はこれをつける。
グルーバルにインストールされるので、どのディレクトリでもそのコマンドは利用できる。
一方、コマンドラインで使用するようなパッケージでも、-g
はつけなくてもインストールはできる。この場合は、カレントディレクトリにインストールされるため、そのディレクトリ内でのみ、コマンドパッケージが利用できる。